下関市の関門海峡沿いで開かれている「しものせき海峡まつり」は3日、きらびやかな衣装の太夫らが街をパレードする先帝祭や、平安時代の戦いを再現した源平船合戦、千人が参加した八丁浜総踊りなどがあった。天候にも恵まれて計37万6千人(主催者発表)が訪れ、一帯はまつりムードに包まれた。
海峡まつりは「源平の歴史」がテーマ。先帝祭は、同市沖の壇之浦の戦い(1185年)で源氏に敗れた平家とともに8歳で入水した安徳天皇の霊をなぐさめるため、女官たちが毎年命日に参拝した歴史にちなむ。
呼び物の「上臈(じょうろう)道中」は午前9時半に同市伊崎町をスタート。行列は自動車や手押しの台車など約40台、長さ約200メートルに及んだ。
「上臈参拝」は午後1時から赤間神宮であった。開始前に境内は満員となり、入場制限が敷かれた。先頭の振袖(ふりそで)太夫が水天門から本殿に渡る天橋の上で外八文字を披露すると、待ちかまえていた大勢のカメラマンが一斉にシャッターを切った。
「源平船合戦」は約80隻の漁船などが参加。平家の赤旗を掲げる船は海峡西側から、源氏を示す白旗の船は東側から、合戦を再現するように関門海峡を勇壮に行き交った。
まつり最終日の4日は、「巌流島フェスティバル」があり、武蔵・小次郎の決闘を再現する寸劇、関門対抗綱引き大会などがある。
